新潟県加茂市の内科消化器科クリニック。各種診断はもちろん、在宅医療もご相談ください。

大腸・胃内視鏡検査

大腸内視鏡Q&A

大腸内視鏡検査は苦しくないですか?
大腸内視鏡検査では、ただ闇雲に奥に進めていくだけでは図1のように大腸が伸びてしまい、引っ張られるために苦痛を生じます。熟練した内視鏡医は、この部分を図2のように上手に蛇腹のように折りたたんで直線的に挿入するために大腸が引っ張られることなく、したがって苦痛なく奥まで挿入します。当院には他の医療機関で奥まで入らなかったり、苦しかったりした方が多数来院し、苦痛なく検査を受けることができたと喜ばれています。遠方からのリピーターの患者さんも来院されています。これまで地域の基幹病院で専門医として1万件以上の経験がありますので、安心して検査を受けてください。
  • 図1

    図1

  • 図2

    図2

大腸がんとは
「大腸がんで死なないために」ページをご覧ください。→こちら
大腸内視鏡検査はどのくらい時間がかかりますか?
通常数分で奥まで挿入され、その後観察に10数分、あわせて20分以内に検査は終了します。ポリープの切除を行なう場合には、数にもよりますが大体40分以内に終了します。
大腸ポリープが見つかったら・・・(痛みはないか)?
その場で切除か生検(細胞などを調べるために一部をかじってくる検査)を行います。切除は電気メスで焼いたり、切ったりする手術です。特に痛みは感じません。
大腸ポリープを切除した後、仕事はいつからできますか?
切除後に出血する可能性が一般的には1〜2%ありますので(当院では出血の予防のためクリップにて傷口を縫っています)、1週間くらいは激しい運動、仕事は控えていただきますが、治療終了後よりほぼ通常の生活ができます。
大腸ポリープや大腸がんを予防できますか?
肉食、脂肪摂取量、便秘などが大腸がんの発生に関係しているといわれています。予防のためには低脂肪、高繊維、高ビタミンの食事を摂り、規則正しい排便を心がけることが大切です。しかし大事なことは定期的に内視鏡検査を受け、ポリープなどが見つかった場合には切除することです。これで大腸がんの発生をかなり予防できると言われています。
どの位の間隔で検査を受ければよいですか?
過去に大腸ポリープがあった方、大腸がんの家族歴がある方は年に1回の検査を受けたほうが良いでしょう。それ以外の方でも2、3年に1回は検査を受けることをお勧めします。

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